その2. エクセルを操作するパッケージ「openpyxl」のインストール
この記事について
- 難易度★★★☆☆
- 所要時間 5分
エクセルを操作するパッケージ「openpyxl(おーぷんぱいえくせる)」のインストールを行います。
目次
- 「パッケージ」とはなにか?
- Excelを操作するパッケージ「openpyxl」について
- openpyxl のインストール手順
- コマンドプロンプトを起動する
- pip を使って openpyxl をインストールする
- おまけ
- あなたの現在のPCの状態
- 次回予告
- 使用させていただいたアプリ・サイト
「パッケージ」とはなにか?
前回 インストールしたプログラミング言語 Python(ぱいそん) には、「パッケージ」というものが存在します。
パッケージ(Package) とは、和訳すると「包み、包み物、小包」という意味になりますが、Python におけるパッケージは、「複数の機能をひとつにまとめたもの」になります。
今は「ふぅ~ん」くらいでOKです。むずかしいことはいいから使えるところまで最短ルートで行きましょう!
Excelを操作するパッケージ「openpyxl」について
- open
オープン(誰でも自由に使って良い) - py
Pythonを使っている - xl
エクセルに関するパッケージ
ちなみにエクセルのファイルは「.xlsx」とかでエクセルを略して「xl」
つまりエクセルを操作する機能群をひとまとめにした パッケージ です。
これを使ってPythonでエクセルを操作していきます。
openpyxl のインストール手順
Python のパッケージは「pip(ぴっぷ)」というものを使って以下の手順で簡単にインストールできます。
- コマンドプロンプトを起動する
- pip を使って openpyxl をインストールする
コマンドプロンプトを起動する
そもそも 「コマンドプロンプト」 ってなんやねん。という方もとりあえずやってみてください。
まずは、[Windowsキー] + [R] を同時押しして 「ファイル名を指定して実行」 画面を開きます。
※ちなみに他の操作をするとすぐに画面が消えちゃいます。その場合はもう一度表示してください。
次に、「cmd」と入力して [Enter] を押します。
以下のような真っ黒な画面が出てきたらOKです。これがコマンドプロンプトです。
pip を使って openpyxl をインストールする
さきほど起動したコマンドプロンプトに
pip install openpyxl
と入力して [Enter] を押します。
すると pip がインターネット上からopenpyxlの最新バージョンを探してきてPCにインストールしてくれます。 以下のように仰々しく文字が表示されますが、どうやら成功したようです。
これで openpyxl のインストールは完了です。
おまけ
あなたの現在のPCの状態
次回予告
次回 はエクセルファイルを作るはじめてのプログラムを書きます!
使用させていただいたアプリ・サイト
ありがとうございました!