その4. プログラムからエクセルのファイルを編集してみよう
この記事について
- 難易度★★☆☆☆
- 所要時間 5分
エクセルを操作するパッケージ「openpyxl(おーぷんぱいえくせる)」を使ってエクセルファイルを編集します。
目次
プログラムからエクセルのファイルを編集するまでの流れ
前回 書いたエクセルのファイルを作成するプログラムは以下のようなものでした。
import openpyxl workbook = openpyxl.Workbook() workbook.save('はじめてのエクセル.xlsx')
上のプログラムで作成したエクセルファイルの中身は空っぽでした。
今回はこのエクセルの特定のセルに文字を入れて見ましょう!
これをプログラムの流れに分けて解説していきます。
プログラムを書き始める前に
- プログラム用の フォルダ を作成
- プログラム用の ファイル を作成
プログラムの流れ
- エクセルを操作するパッケージ openpyxl をインポートする(学習済)
- エクセルのワークブックをプログラム上に作成する(学習済)
- プログラム上に作成したワークブックに文字を入力する(←今回学習)
- プログラム上に作成したワークブックをファイルとして保存する(学習済)
プログラムを書き始める前準備
前準備としてプログラム用のフォルダを作成し、その中にプログラム用のファイルを作成しましょう。
今回は Day04 というフォルダを作成し、その中に program.py という Pythonファイル を作成しました。 (場所は好きなところでいいです。)
プログラムを書く
program.py を右クリックして Edit with IDLE を押してプログラムを書き始めましょう。
そして以下のプログラムを打ち込んで保存してください。コピペでもOKです。
# [学習済]パッケージをインポート import openpyxl # [学習済]ワークブックを作成(wbという名前にする) wb = openpyxl.Workbook() # ワークブックの Sheet というワークシートを取得(wsという名前にする) ws = wb['Sheet'] # ワークシートのA1セルを取得(cellという名前にする) cell = ws['A1'] # セルに'Hello'と書き込む cell.value = 'Hello' # [学習済]名前を付けて保存 wb.save('値の入ったエクセル.xlsx')
動かしてみる
動かすのは簡単でしたね!program.py を ダブルクリック!
すると以下のように値が入ったファイルが作成されます!
プログラムの内容を理解するのは次回にまわして、今はこの小さな喜びを噛みしめましょう!
次回予告
次回は今回作成したプログラムをさらっと解説します!
といいつつ全然さらっとじゃないかもしれませーん!
使用させていただいたアプリ・サイト
ありがとうございました!