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その3~解説編③~. ワークブックの作成

この記事について

  • 難易度★★★☆☆
  • 所要時間 5分

エクセルファイルを作成するプログラム の解説をしていきます。
前回に引き続き第3回です。
openpyxl の機能を実行してプログラム上にワークブックを作成する部分がメインです。


目次



プログラムを見てみよう

import openpyxl
workbook = openpyxl.Workbook()
workbook.save('はじめてのエクセル.xlsx')

今回の学習範囲

  1. エクセルを操作するパッケージ openpyxl をインポートする
  2. エクセルのワークブックをプログラム上に作成する ← 今回
  3. 作成したワークブックに名前を付ける
  4. ワークブックをファイルとして保存する



プログラム4コマ

今日は2コマ目

f:id:code365:20200609214942p:plain



エクセルのワークブックをプログラム上に作成する

これをやっているのは以下の =(いこーる) の右側です。

f:id:code365:20200606131542p:plain



openpyxlのワークブックを作成する機能を実行

これは

「openpyxlのWorkbookという機能を実行する」

という意味です。



前から順に説明にすると以下のようになります。
(画像がコマ送りで動きます。)


f:id:code365:20200606134022g:plain

ポイント
  • .(どっと)「~の」
  • ()「~を実行する」
    <機能を使うひと>.<機能名>()



今回はこの <機能を使うひと> が openpyxl なわけです。
ちなみに1行目でインポートしていないとエラーが発生します。


openpyxl にはいろいろな機能があり、今回は以下の機能を使っています。

機能を使うひと 機能名 内容 使い方
openpyxl Workbook エクセルのワークブックを作成する openpyxl.Workbook()


4コマのイメージどおり、まさしく openpyxlパイセンがWorkbook を実行している わけなんですねぇ。

f:id:code365:20200609221247p:plain



つまり

openpyxl.Workbook()

「エクセルのワークブックをプログラム上に作成している」 ということです!



コラム
  • パッケージは、その開発者たちが機能の名称や内容を決めており、使う側はその使い方に従って使いましょう。
    最初の頃は多少の疑問があっても、そういうものだ と思って使いましょう。
  • 公式サイトにはいろいろな機能の使い方が掲載されているため、困ったときは調べると良いです。
    ※ 英語なので当ブログでは かんたんガイド に随時掲載してきます。



次回予告

次回は解説編④です!



使用させていただいたアプリ・サイト


ありがとうございました!