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その3~解説編④~. 名前を付ける(変数)

この記事について

  • 難易度★★☆☆☆
  • 所要時間 5分

エクセルファイルを作成するプログラム の解説をしていきます。
前回に引き続き第4回です。
プログラム上に作成したワークブックに名前を付ける(変数に代入する)部分がメインです。


目次



プログラムを見てみよう

import openpyxl
workbook = openpyxl.Workbook()
workbook.save('はじめてのエクセル.xlsx')

今回の学習範囲

  1. エクセルを操作するパッケージ openpyxl をインポートする
  2. エクセルのワークブックをプログラム上に作成する
  3. 作成したワークブックに名前を付ける ← 今回
  4. ワークブックをファイルとして保存する



プログラム4コマ

今日は3コマ目

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作成したワークブックに名前を付ける

=(いこーる) の右側ではワークブックを作成しました。

次は = が一体何をしているのかを理解していきましょう。

f:id:code365:20200606151739p:plain

まず、理解する上で心がけてほしいのは

数学の「=」とは違う意味

ということです。
つまり「等しい」という意味ではありません。

ではどういう意味か?


むずかしいことを気にせずかんたんな言葉でいうならば

「=」 は「名前を付ける」ための記号

書き方は

<付けたい名前> = <名前を付けたい対象>

となっています。



<付けたい名前> とあるため、実は好きな名前が付けられます。
細かなルールはありますが、基本的にはなんでもOKです。
以下のような名前がよく使われます。

workbook = openpyxl.Workbook()
book = openpyxl.Workbook()
wb = openpyxl.Workbook()


なんでもOKですが、エクセルのワークブックだ!とわかる名前にしましょう。


ポイント
  • 「=」は「名前を付ける」ための記号
    <付けたい名前> = <名前を付けたい対象>
  • あとでプログラムを見直すときのことを考えてわかりやすい名前を付ける

  • 名前を付ける と表現しましたが、実際には
    入れ物(変数) に対象を 入れる(代入) ような感じです。

  • この<名前を付けたい対象>に<付けたい名前>をつけることを 代入 といいます。
    イメージ的には数学のように x に値を入れる ような感じです。

  • またこちらも数学のように <付けたい名前> の部分を 変数 といいます。



そのまんまなネーミングですが実はそれが正しかったんですねぇ。 f:id:code365:20200609222259p:plain



workbook = openpyxl.Workbook()

「作成したワークブックに『workbook』という名前を付けていた」 ということです!
プログラマっぽく言うと「作成したワークブックを『workbook』変数に代入した」 ということです!



次回予告

次回は解説編⑤です!



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ありがとうございました!