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その4~解説編②~. エクセルのデータ構造

この記事について

  • 難易度★★☆☆☆
  • 所要時間 5分

エクセルファイルを編集するプログラム の解説をしていきます。
前回に引き続き第2回です。


目次



プログラムを見てみよう

# [学習済]パッケージをインポート
import openpyxl
 
# [学習済]ワークブックを作成(wbという名前にする)
wb = openpyxl.Workbook()
 
# ★ワークブックの Sheet というワークシートを取得(wsという名前にする)
ws = wb['Sheet']
 
# ★ワークシートのA1セルを取得(cellという名前にする)
cell = ws['A1']
 
# ★セルに'Hello'と書き込む
cell.value = 'Hello'
 
# [学習済]名前を付けて保存
wb.save('値の入ったエクセル.xlsx')

今回の学習範囲は★部分です。



エクセルのデータ構造

まだプログラムの説明には入りません!イジワルです!
プログラミング=謎の文字をゴリゴリ打ち込んでいくこと なイメージもあるかもしれませんが、実際にはそれだけではありません。
上達するためには データ構造を考えること の重要性も意識したほうが良いです。
ここでは、普段何気なく使っているエクセルのデータ構造を考えてみましょう。


データ構造の解説

実際にエクセル(筆者はエクセルではないアプリケーションなのですが...)の画面にデータ構造を書き込んでみました。 f:id:code365:20200627132506p:plain

データ構造
  • ワークブック (Workbook)
    • ワークシート (Worksheet)
      • セル (Cell)
        • 値 (Value)
        • 書式 (Style)
          • 文字色
          • セル色
          • (他にも文字の配置などなど..)
        • (他にもデータ形式などなど..)
      • (他にも画像やグラフなどなど..)

さらに

  • 1つのワークブックには複数のワークシートがある
  • 1つのワークシートには複数のセルがある

など、数の対応関係も意識すると良いです。


データ構造を理解することのメリット

  • パッケージの使い方を理解しやすくなる
    • パッケージ作成者もデータ構造を意識して作っているため
  • 自分でもプログラムをつくりやすくなる
    • 自分でプログラムをつくるときも完成形をイメージすることや その完成形イメージをプログラムで表現することが上達する



次回予告

次回は解説編③です!
今回のデータ構造を意識した上で、プログラムを見ていきましょう!



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ありがとうございました!